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音叉1本で出来ること
音叉で出来ること色々ありますね。
音叉1本で半音階の12音全部を作る練習などいいです。
音叉がAならば、そこからメジャースケールを作れば、ABC#DEF#G# の音が作れます。
Aから半音上がればB♭、下がればA♭。
それぞれからメジャースケールを作ればB♭CDE♭FGA、A♭B♭CD♭E♭FG
という具合になります。
勿論、Aから12音全ての音程を直接取って作る、というのも訓練するといいです。
よく「取りにくい音程」ということが言われますが、単に習慣の問題で、慣れれば取りにくい音程というものはなくなっていきます。
以上は相対的な訓練ですが、音叉を絶対音感、直接音感の訓練にも使えます。
○AならAの音叉を鳴らしてロングトーンでじっくり聴きます。
●音が消えた後も頭の中でそれをしばらく再生し続けます。
◎以上を何度か繰り返します。
これだけですが、●の脳内再生。その場思い出しが最も大事です。
繰り返しによりA音を自分で正確に再生出来るようになれば、それが脳内音叉になります。
そこから前半に書いた練習をすればA音以外も再生できるようになります。
(精確さのため、最初は細かく鍵盤などで確認した方がいいですが)
遊びとして試していくといいのではないかと思います。
2016/10/27(木)
14:01
音楽トレーニング
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全調スケール
先ずは長音階だけでもいいので、全部の調でスケールが弾けるようにしておくことは大事です。
更に慣れたら、目の前に楽器がなくてもそれを頭の中で弾ける+鳴らせるところまで。
手の立体感、触感、それぞれのピッチ、更に五線紙での音符までイメージでクリアに想起出来るように訓練します。
これをしておくとコードの理解、音程の度数の把握なども瞬時に出来ます。
していないといちいち数えなければいけません。
全調でのスケール、瞬時に想起出来るようにしておきましょう。
2016/10/07(金)
10:32
音楽トレーニング
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音程はスケールに(あまり)頼らず直接
音程(度数)の名前、長音階スケールを基本として数えた数字になっていますが、本来は幅そのものはスケールとは独立しています。
振動数の比が音程です。
スケール上を数えていって音程を把握したり取ったりするのは本当は本末転倒ではないかと思います。
5度、長3、短7といった幅(振動数の比)を直接聞き取り、直接出す(歌う)のが本筋でしょう。
色々な基音に対して同じ音程の和音を作り、その幅感覚(振動数比感覚)を直接感じるようにしてみます。
それぞれの幅の感じを言葉にしてみるのもいいでしょう。
個々の音の絶対音感的、直接的ピッチカラーの方ではなく、2音の幅で出来る形感、比率感、距離感をよく感じるようにします。
言葉だとすごく抽象的ですが。
これが相対音感の本来の基本だろうと思います。
スケールはあくまで結果ではないかと思います。
2016/09/17(土)
23:17
音楽トレーニング
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簡単耳トレ 絶対 相対
単音の絶対音感というと「音当て」ですが、いきなり12音ランダムはまず上手くいかないので、鍵盤楽器(アプリ含む)でやる場合は白鍵、黒鍵分けて。
白鍵7音、黒鍵5音を混ぜずにそれぞれ音当てします。
何音かやると相対で(orスケール的に)分かってしまいますが、構いません。
むしろ相対も積極的に使ってOKです。
7音、5音の中の音当てが一瞬でわからないうちは相対音感としても弱すぎる(時間がかかり過ぎている)ので一瞬でわかるまで。
2音間の相対はランダムな2音を鍵盤を見ずに弾いて音程(幅)を当てます。
こちらは白鍵、黒鍵混じって構いません。
答え合わせをする時(鍵盤を見た時)一瞬で答えがわかるよう、予め音程やスケールについては知っておいた方がいいです。
(数えればわかりますが)
2音練習、ついでに絶対音感音当てをやっても構いません。
ただ、音当て的に2音がわかる場合も必ず音程(幅)も意識的に当てる(感じる)ようにします。
個別の音の絶対音感だけ発達して相対幅の感覚が弱い、は意外にあるので両面で同時に捉えられるようにしていきます。
2016/09/05(月)
09:58
音楽トレーニング
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同じ音は同じ音ではない(?)
アカペラの内声などで、周りのパートの音が動きつつ、自分のパートは同じ音が続く時がありますね。
同じ音だから同じ音と思って歌えばいいかというと、ダメです。
和音の中での位置、意味が変わるので音量バランスの取り方も変化しますし、どういう響かせ具合がよいかも変わるでしょう。
また、ルートに対して何度音程かによってピッチとしての許容範囲も変わるでしょう。
なので、ただ同じ音だと思って歌うと、「音が合っててもハモらない」なんてことも有り得ます。
あまり考え過ぎるのも逆効果かもですが、かなり意識して1和音ずつ「はめる」のは重要です。
2016/08/11(木)
17:37
音楽
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聴音とアプリなど
聴音を助けるアプリなどは色々あるようです。
昨日もレッスンで生徒さんが、今聴いている音楽のコードネームをリアルタイムで表示してくれるアプリのことを教えてくれました。
少し前に読んだ記事ですが、三味線を習っているある大学教授が師匠の演奏を譜面化するソフトを作ったそうです。
こういうテクノロジーは勿論便利ですし、必要に応じて活用するのは構わないとは思います。
ただ、どちらもきちんと聴音できる人だと頭の中ではリアルタイムで出来ること。
出来ないとしたら自分で聴き取っていることにならない、、
優れたピッチ訓練教材を作成したデビッド・ルーカス・バージが
「演奏できるのは自分が聞き取れる範囲」
という意味のことを教材の中で言っていたと思います。
「自分で」聴き取れるのはやはり大事です。
耳トレ、聴音訓練。
機会は日常の中にいくらでも転がっています。
耳を澄まそう!
2016/07/25(月)
13:50
音楽トレーニング
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