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音程はスケールに(あまり)頼らず直接
音程(度数)の名前、長音階スケールを基本として数えた数字になっていますが、本来は幅そのものはスケールとは独立しています。
振動数の比が音程です。
スケール上を数えていって音程を把握したり取ったりするのは本当は本末転倒ではないかと思います。
5度、長3、短7といった幅(振動数の比)を直接聞き取り、直接出す(歌う)のが本筋でしょう。
色々な基音に対して同じ音程の和音を作り、その幅感覚(振動数比感覚)を直接感じるようにしてみます。
それぞれの幅の感じを言葉にしてみるのもいいでしょう。
個々の音の絶対音感的、直接的ピッチカラーの方ではなく、2音の幅で出来る形感、比率感、距離感をよく感じるようにします。
言葉だとすごく抽象的ですが。
これが相対音感の本来の基本だろうと思います。
スケールはあくまで結果ではないかと思います。
2016/09/17(土)
23:17
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簡単耳トレ 絶対 相対
単音の絶対音感というと「音当て」ですが、いきなり12音ランダムはまず上手くいかないので、鍵盤楽器(アプリ含む)でやる場合は白鍵、黒鍵分けて。
白鍵7音、黒鍵5音を混ぜずにそれぞれ音当てします。
何音かやると相対で(orスケール的に)分かってしまいますが、構いません。
むしろ相対も積極的に使ってOKです。
7音、5音の中の音当てが一瞬でわからないうちは相対音感としても弱すぎる(時間がかかり過ぎている)ので一瞬でわかるまで。
2音間の相対はランダムな2音を鍵盤を見ずに弾いて音程(幅)を当てます。
こちらは白鍵、黒鍵混じって構いません。
答え合わせをする時(鍵盤を見た時)一瞬で答えがわかるよう、予め音程やスケールについては知っておいた方がいいです。
(数えればわかりますが)
2音練習、ついでに絶対音感音当てをやっても構いません。
ただ、音当て的に2音がわかる場合も必ず音程(幅)も意識的に当てる(感じる)ようにします。
個別の音の絶対音感だけ発達して相対幅の感覚が弱い、は意外にあるので両面で同時に捉えられるようにしていきます。
2016/09/05(月)
09:58
音楽トレーニング
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聴音とアプリなど
聴音を助けるアプリなどは色々あるようです。
昨日もレッスンで生徒さんが、今聴いている音楽のコードネームをリアルタイムで表示してくれるアプリのことを教えてくれました。
少し前に読んだ記事ですが、三味線を習っているある大学教授が師匠の演奏を譜面化するソフトを作ったそうです。
こういうテクノロジーは勿論便利ですし、必要に応じて活用するのは構わないとは思います。
ただ、どちらもきちんと聴音できる人だと頭の中ではリアルタイムで出来ること。
出来ないとしたら自分で聴き取っていることにならない、、
優れたピッチ訓練教材を作成したデビッド・ルーカス・バージが
「演奏できるのは自分が聞き取れる範囲」
という意味のことを教材の中で言っていたと思います。
「自分で」聴き取れるのはやはり大事です。
耳トレ、聴音訓練。
機会は日常の中にいくらでも転がっています。
耳を澄まそう!
2016/07/25(月)
13:50
音楽トレーニング
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半音階で歌えることは大事
半音階できちんと歌えることは大事です。
例えばDを歌い、半音ずつ上がっていき、12音上がった先が正確に1オクターブ上になっていますか?
なっていないとすると、どこかで幅が広すぎたり狭すぎたりしています。
相対音感だけでも正確に歌えば出来るはずですが、絶対音感トレーニングをして12音一個ずつのピッチが出せるようにしてあると、だんだん広がったり狭くなったりを最初から簡単に防げます。
相対、絶対両方を使い、楽器を正確に操るように歌う。
もちろん、「歌うように楽器を演奏するように歌う」です。(笑)
2016/07/04(月)
14:35
音楽トレーニング
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BGM聴音
このテーマで何度か書いていますが。
今まさにBGM聴音をしながらこれを書いています。
キーがGのボサノバ、曲名はわかりません。
BGMの場合、周りの雑音のためベースはそんなに聞こえないことも。
なので聞こえやすいところから追います。
歌ものなら勿論ボーカルのメロディ。
ギターのバッキングの一番上の音なども聞きやすいですね。
確実に聞こえる所は捕まえつつ、クリアでないところは深追いしなくてもいいです。
聞こえるところを基に、頭の中で響きを足して推測。
なので頭の中でパッとスケールを通ったり、コードを鳴らすことは出来るようにしておくといいです。
慣れればコード進行をリアルタイムで大まかに取ることも出来るようになってきます。
勿論アドリブラインの一つ一つも。
リラックスしつつじっくり聴いてみてください。
やりやすいところから。
2016/07/01(金)
09:52
音楽トレーニング
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そのまま音取りをする
構造理解としての移動ドを否定するわけではありませんが。
移動ド(だけ)で音取りをする人を見ると曲内転調などに弱い、という印象はどうしてもあります。
その調内での意味(位置)が理解できないと音が取れないというのはわかりますが、それだけだと作曲者、編曲者の意図や感覚の追体験には不足している気もします。
音を音としてそのまま認識する、の意識も同時に使うのが大事かと思います。
そのまま認識しつつ構造理解、把握する。
絶対音感がまだ不完全、不正確な場合でも、ピッチをピッチとしてもそのまま聴くのは可能でしょう。
そのまま聴かないと、転調そのものをそのものとして認識する、転調そのものの構造理解も弱い(足りない)のではないかと。
そういう意味でも絶対音感(そのまま音感)トレーニングは必要だと思います。
2016/06/17(金)
08:08
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