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音叉の活用
音叉、使ってますか?
アカペラなどの最初の音出し、ピッチパイプやミニ鍵盤のグループもありますが、音叉にも是非チャレンジを。
音叉は単音1つしか出ないので、キーの音を取るにはここから半音階12音のどれかを作る必要があります。
これには相対音感が必要です。
Aの音叉でDを取るなら、5度下をハミングで出す、という感じです。
Aの音叉でE♭を取るなら、一端Aの半音上B♭を取ってそこから5度降りる、が最初のうちはラクでしょう。
最終的にはAから増4度を直で取れると好いですね。
音叉はピッチ記憶(絶対音感)トレーニングにも使えます。
●音叉を鳴らす。
●音が消えるまで、それをリラックスして聴く。
●音が消えても、今聴いていた音を頭の中でしばらく鳴らし続ける。
●頭で聴いていた音をハミングする。
●音叉をもう一度鳴らして確認する。
これの繰り返しでピッチ記憶がしっかりしてきます。
音叉は単音1つですが、このピッチ記憶を精確にしていくことで脳内音叉になります。
そしてそこから相対的に他の音を想起することで、他の音も少しずつ直接思い浮かべられるようになります。
これを12音に繰り返していくことで、完全音感も可能です。
音叉、活用しましょう。
2017/11/03(金)
09:32
音楽トレーニング
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