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能動的な相対音感トレーニング
自分で音程を作る練習です。
鍵盤などで適当に単音を鳴らしながら、それに対して○度上をハミングで歌う、それだけです。
例えばB♭を鳴らし、5度上ならFの音を歌う、という具合です。
慣れないうちはスケール上を辿っていくのも仕方ないですが、これだと直接2音間の音程を感じて作っていることにならないので、
①スケール上を辿る
②鳴らしている音をルートとしたコードトーンを補助にする
③直接○度上
というように最終的には直で精確に、を目指します。
上向きが出来るようになったら下向きもやってみましょう。
上向きよりちょっと難しく感じるかもしれません。
実音の音名もきちんと意識して音を思い浮かべるようにすると、それ自体が疑似絶対音感トレーニング(完全な絶対音感の前段階)にもなります。
隙間時間にでもちょこちょこやってみるといいですね。
ハモリの基本練習、つられ防止練習にもなることと思います。
2017/10/31(火)
16:31
音楽トレーニング
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ベースの人も高音域発声の訓練を
高音発声の練習をすると、これまでより低い声がラクに出るようになるのがオススメの理由の一つです。
地声、チェストボイスで張り上げるのは意味がありません。
ハミングで、エッジボイス(ボーカルフライ、つぶつぶ)気味で(声帯の合わせを浅め、のイメージ)で高い所までポルタメントで上がっていく練習です。
勿論、これで高音域そのものもラクに出るようになるので、普段ベースばかりの人が(低音でない)リードを普通に歌うのも出来るようになります。
更に超高音のホイッスルボイスを出すためのイルカ声練習もしておくと、低音に戻った時にもの凄く低い声が出せることがあります。
首が固まっていると、前提としてのエッジボイス自体が上手く出ないので、その場合はゆる体操の「首ゴロゴロ」(仰向けに寝て、首を左右に振りながら「ゴロゴロ」とつぶやく)をすると首が緩んでエッジボイスが出るようになります。
声域は上にも下にも拡げられます。
2017/10/26(木)
08:57
音楽トレーニング
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アカペラと音高記憶
これに類したことを何度となく書いていますが。
音高記憶と能動的な絶対音感(ピッチを参照音なしに思い浮かべられる)は同じものと考えていいです。
アカペラは楽器を使わないため、参加している個々人の発声やピッチ感などでキーが不安定に上下してしまうことがあり得ます。
それを防ぐためにも調律したピアノ程度(とりあえず平均律でOK)の音高記憶はあったほうがいいでしょう。
その上でよりハモるように相対音感、コード内の役割意識でピッチの微調整。
メンバー内に一人も音高記憶している人がいないと、何らかの原因で崩れた時にグダグダに調分裂したり、ニュルニュル下がり(上がり)ながらハモりは維持、という状態になったりします。
ベーシストやギタリストは、演奏最中でも弦のゆるみによるピッチ下降を感じたらリアルタイムにキュッと締めることがありますが、人の声も同じことをして然るべきでしょう。
アカペラでは音の相対的関係(度数)が主に強調されることが多いですが、個々のピッチそのものをきちんと保つのは基本用件として重要です。
2017/10/22(日)
07:56
音楽
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ベース(低音)に頼らないコード聴音
コード聴音の基本は最低音を聴き取り、そこに乗っているかたまりをつかむ、でしょう。
ただ、低音の聴き取りそのものが弱い人や、録音状態によってあまりベースなどが聞こえないということもあり得ます。
あとギター弾き語りのコード進行の聴き取り、などもありますね。
中音域のかたまりを単音分解せずにコードとして聴き取る、が必要になります。
これに慣れるには聴き取り練習だけだと難しいかもしれません。
能動的な基礎練習としては例えば、
3和音(ドミソなど)の転回形を聞き比べ(ドミソ、ミソド、ソドミ)順番が入れ替わっても「同じ」コードとして認識出来るようにする。
これは結構重要です。
転回形を聴きつつ、リアルタイムでパッと積み直して基本形を頭の中で鳴らす、という内的な聴音練習も有効です。
頭の中で音を能動的に鳴らす「オーラルリコール」はこういう時にも力を発揮します。
オーラルリコールでスケール、和音を内的にあれこれ聴くのは思考で言えば、声に出さず音声言語で物を考えるのとほぼ同じです。
そこ(発音はなくていいですが)にピッチがきちんとついている状態です。
内と外を照合する聴き方をすれば、100%受け身に聴くよりもラクに聴くことが出来るでしょう。
2017/10/08(日)
17:12
音楽トレーニング
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