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絶対音感側に意識が行きすぎると、相対的意識がやや疎かになりがちですが。

大人の場合、相対的訓練をしっかりやるのも絶対音感への間接的早道だったりもします。

相対的訓練は相対音感のピッチトレーニング、楽典的な知識、音楽理論など、絶対音感以外の構造理解の仕方の総体です。

それがしっかりした状態で絶対音感訓練をすれば、絶対音感での単音の識別が出来た途端、調性やコード進行も、実音でも全て分かります。

視覚にとっての色彩が、聴覚にとってのピッチカラーです。
光の振動数の違いが色彩として認識されるように、空気の振動数の違いは直接のピッチとして認識されます。

相対的訓練でしっかり構造把握出来るようにして絶対音感訓練をすれば、モノクロのクリアな映像がクリアなカラー映像になるようなものです。

両方で完全音感です。
2018/08/08(水) 13:57 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
グルーヴって何というのは昔から話題になり、何だか分からない蘊蓄で言語化されてさらに分からなくなるという歴史を繰り返しているようにも思います(笑)

grooveは中英語grofeから来ていて、オランダ語のgraven(掘る)と同系とのこと。

grooveの訳を見ると
1.みぞ、わだち、水路、(レコード盤の)みぞ
2.常軌、慣習、しきたり、適所
3.(俗)楽しく愉快なこと、みごとなジャズ演奏
という感じです。

掘るイメージとレコードのみぞ、適所というのが鍵かなと思います。
掘りつつ回転する体感がにじみ出てくるようです。

必ずしも弾ける必要はなく、割と静かでもいいのでグルグル回しながら掘る。

必要以上に体を動かしてもグルーヴしないかも。
とは言え、体が固まっていれば回転は生み出しにくいですね。
ゆるゆる緩めつつ、小さな動きをていねいに。

イン・テンポもきちんと意識しつつ。

緩める方法は色々ありますが、ゆる体操、ぷるぷる気功、逆腹式呼吸などがやりやすくていいと思います。
取りあえずその場で「ネバネバ歩き」(かかとだけ上げる足踏み)するとグルーヴ準備体操?になるかも。

Let's groove!
2018/08/02(木) 07:43 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
絶対音感は直接的な素(す)の記憶。
言ってみれば丸暗記です。
全くの丸暗記にはα波ぐらいの脳波がいいようです。
意識は普通にありつつリラックスした状態。

絶対音感トレーニングする時も、このリラックス状態が要(かなめ)です。
単音をロングトーンで鳴らし、それをリラックス状態で聴く。
聴くと書いていますが、リラックスした集中状態です。
この時、目を瞑ったほうがいいでしょう。
音が消えても、今聴いていた音を頭の中で再生。
これを静かに繰り返します。

やり過ぎると飽きるので、時間帯を変えてちょこちょこと。

Practice makes perfect!
2018/07/28(土) 15:23 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
これも何度か取り上げていますが、重要なので繰り返し。

和音として幾つかの音が同時に鳴っている時、一番上の音は誰でも聞き取りやすく、それほど聞き間違いも起きません。
ところが2音以上になると、下の音、中の音の聞こえ方が急に曖昧になる人は結構多いようです。

これをクリアに聞こえるようにする練習として

①鍵盤で2音同時に鳴らす。(ランダム幅)
②それを下→上の順にハミングで歌う。
③鍵盤で1音ずつ確認

2音は色々な音程幅で。
5度以上の広いもの、逆に全音や半音のぶつかりもきちんと分離して聴くようにします。

2音が簡単に出来るようになったら3音でも。
下→中→上で歌い返すようにします。

この訓練は知覚そのものを鋭くするためのもので音楽以前のものですが、音楽を深く楽しむにはそういう知覚的基盤が大事だと思います。
2018/07/16(月) 10:57 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
単音練習は非常にシンプルです。

●単音(例えばC)を鍵盤などでロングトーンで鳴らし、リラックスしてその音に浸り込んで味わって聴く。

●音が消えてから今聴いた音を思い浮かべる、思い出す、想起して頭の中で鳴らす。

●その音を軽くハミング。

●もう一度その音を鍵盤などで鳴らして物理的に音の確認。

これだけです。

この中で最も重要なのは2番目の「音の想起、思い出し」。

聴いた直後にやっているから短期記憶で簡単に出来るのですが、ピッチが定着した人はこれを記憶から取り出して出来るわけです。
その前段階の擬似的な体験として、今聴いた音を思い浮かべるのはとても重要です。

1回の練習で何度かの繰り返しは必要ですが、地味な練習なので長時間は飽きるでしょう。
無理はせず、短めに切り上げます。

何日か経って記憶が定着してきた実感があれば、音を出さずに記憶からハミングしてその後鍵盤でチェック。
ピッタリか、少し高い(低い)か、大幅に違うか。
そのあとまた染み込ませ作業をしましょう。
だんだん精度が上がっていくことと思います。

トリガーチューン方式と併用しても構いません。

一つのピッチがちゃんと想起出来るようになったら次のピッチで同じ作業をします。

以下繰り返しで12音それぞれがパッと想起できるまで時間(期間)をかけてていねいに続けます。
2018/04/12(木) 09:28 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
楽器より、歌の読譜のほうが実はシビアだったりします。

楽器は音符の位置と楽器での指使いなどがわかれば、そのピッチが思い浮かべられなくても少なくとも近似値ではその高さが出ますが、歌の場合その高さをちゃんとイメージ出来なければ出しようがありません。

鍵盤で音を確認して弾きながら歌う練習を繰り返したとしても、鍵盤なしで最初から歌えないと(最初のキーの音確認はいいですが)読めることにはなりません。

取りあえずキーの音からスケール上の音を即座に取れるようにする練習は必要です。
最初は階段状に数えて取ってもいいですが、少しずつ直に。

絶対音感訓練もしている人はピッチ直接とスケール上の位置の関係も意識して。

地味な訓練が必要ですが、譜面を見て即座に歌えると楽しみの幅は爆発的に広がることと思います。
2018/04/09(月) 11:26 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
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