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前回、初見のことを主にピッチの側面から書きましたが、ピッチがわかってもリズムが読めなければ初見出来ませんね。

ではリズム読譜のコツは?

逆説的ですが「採譜する事」です。

採譜しようとするとキッチリ数えなくてはいけません。
そして採譜して出来たものをもう一度演奏して、元と同じになるか確かめます。
この作業が一番効きます。

もちろん、すでにある楽譜をしっかり再現する練習でもいいのですが、回数をしっかりやるほど結局は音として覚えてしまい、その場で読譜していることにならない、というジレンマもあります。

採譜作業なら、完成させるまでの途中も「合っているかどうか確かめる、修正する」という作業なので、変に記憶に頼ることも少ないでしょう。

地味な作業ですが、オススメです。

ピッチと同時に採譜が理想ですが、リズム譜だけ作るのでもいいでしょう。
ラップを何とか譜面に起こしてみるような作業も有効だと思います。
2017/07/17(月) 14:46 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
「全調スケール」の話とも関係しますが。

全調スケール、半音ずつ上がっていたりする発声練習をするとき実音を意識するということを書きましたが、この時、音名だけでなく楽譜上の位置もしっかり想起します。
さらには鍵盤の位置も想起するようにします。

「ピッチ(音の高さ)そのもの」「五線上の位置」「鍵盤での位置」をセットで瞬間的に想起出来るようにします。

こうしておくと(ここまでやると能動的絶対音感もかなりしっかりしています)、リズムの読み取りの訓練が出来ていれば、楽譜を初見で歌うのはとても簡単です。
弾いて確かめたりするのと同じことを内化するわけです。

勿論、ハモりを純正に持って行く作業はこれと並行してやる必要はあります。

3点セットの想起がしっかり出来ればいわゆる「音取り」は不要です。
見てそのまま歌うだけなので。
2017/07/17(月) 14:44 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
ピアノなど楽器の人は勿論ですが、歌しかやらない人にとっても12調全てでスケールを歌えることは大事だと思います。

長調だけでもいいので。

そして自分の歌うスケール1音1音を、スケール上の位置は勿論ですが、実音としてもきちんと意識します。
これ自体は絶対音感訓練ではないですが、ある程度その効果も見込めるでしょう。

曲をアカペラで歌っているうちにキーが段々下がる、上がるというようなことも、自発的にみっともないことと感じられるようになる可能性もあります。

スケールはちょっと、という人は日々の発声練習で、例えばドレミファソファミレド音形の物を半音ずつ歌うなら、半音ずつ12調ちゃんと、歌っている個々の音も100%実音を意識して、くらいでもいいと思います。

歌だけが実音をきちんと意識していないのは、変な特権意識?かも。

楽器と同じ実音意識は大事だと思います。
2017/07/17(月) 14:43 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
長いタイトルですが(笑)

コード聴音するとき、ベース(ルート)が分かったらその上の短3もしくは長3度の音を思い浮かべ、どちらが実際に鳴っている音としっくり来るか、を瞬時に判断します。
どちらも合わなければsus4か分数コードかもしれません。

さらに慣れたら7度の音も長7、短7思い浮かべどちらがしっくり来るか聴き取ります。

聴いて受け身だけで分かる場合はわざわざやらなくてもいいですが、能動的に頭の中で鳴らしたものと実際の音が一致すると確信を持てる、というのはあるでしょう。

能動的なコード聴音、試してみてください。
2017/06/27(火) 12:09 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
日本語版の「美女と野獣」を音源として聴き、そこからのピアノアレンジ仕事をしていて思ったことなどを。

男女のデュオ。
ソロの部分、ハモる部分どっちもあります。

ハモっている時、二人ともピッチに問題はないもののあまりハモって聞こえない、、
あるいは主メロがそのように聞こえない。(ハモリパートが突出してしまう)
日本人のデュオだとよく起きる現象な気がします。

原因は色々あると思いますが、背景のコードをあまり感じていなかったり、2声の重唱で形成される和音をきちんと感じていないのが主な原因かな、と思います。
和音を(内的に)感じることで出音の倍音などが(無意識に)調整されるはずですが、その調整がないように思います。

あと微妙な発音合わせ、口の立体感の合わせもあるかな。
自分のソロシンガーとしての歌い方をキープしつつ、ハモりやすくするために両者が微妙に行う発音調整が足りないのではないかと。

このあたりは日本的な美学?のようなものとも関係があるのかも。

邦楽などだと、もしかすると縦があまりにもピッタリ揃うことは重視されない、むしろ不粋なことになるのかもしれません。
ピッタリ揃うのはどこか不自然かつ気持ち悪い的な感覚。

など思ったりしました。

ただハモることを好しとする場合は、(それ自体に地球規模での普遍的価値は無いとしても(笑))和音を感じることと発音合わせを意識的に行うことで上手くいくと思います。

2017/06/22(木) 13:34 音楽 PERMALINK COM(0)
音当てというと絶対音感のイメージが強いかもしれませんが。

もしまだ絶対音感を習得していなくても、ランダムな音当て訓練(ゲーム)は聴音の基礎強化として有効です。

一つ前の音の●度上(下)だから○の音、という当て方でいいです。
最初は少し時間がかかるかもしれません。
時間がかかるうちは相対音感としても弱い(遅い)ので、前の音から一瞬でわかるまで練習しましょう。

いきなり12音は厳しいと感じる人は白鍵だけ、黒鍵だけと分けて練習するのも手です。

単音の音当てに慣れると、コード進行を聴き取る基本としてベースを聴き取るのも容易になります。

聴音の基礎強化としてお勧めです。

2017/05/03(水) 15:11 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
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