絶対音感が無い」という認識、自覚自体も誤解の一つではないかとも思います。
もちろん、ピッチ、音の高さを「音名」などとして認識するには訓練が必要です。
でも、あるピッチをその高さそのものとして認識すること自体は、耳が聞こえている全ての人に内蔵された能力だと思います。
よく書いている視覚とのアナロジーだと、Cという音がCに聞こえるのは赤い色のものを見たら赤に見えるのと同じようなものです。
そこには何のひねりもありません。
どれだけ意識を向けるか、そしてそれを音名と結びつけるか、基本的にはそれだけです。
ただ、同じ音を連打して聴くだけだと上手くいかないようです。
●音をロングトーンで出す。聴く。
●音を消し、今の音を頭の中で思い出す。想起。
●確認のためハミングでそれを歌う。
これの繰り返し、これだけです。
地味な作業なので飽きるかと思いますが、時間帯を変え、ちまちまとやってみるのがいいと思います。
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