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楽譜の初見をスムーズにするヒントを参加者の皆さんの問題に照らしてお伝えするワークでした。

初見するには読譜の必要がありますが、その仕方にも大きな個人差があります。

誰にでも当てはまる方法を抽出するのは意外に難しいのですが、今日強調したことの一つは音程(幅)を自分で作ることの重要性。

鍵盤や音源での音取りに頼っている場合、その作業をたとえ自分でやったとしても、それだけでは自分で音程を作っていることになりません。
自分で音程を作れなければ譜面を自力で音にしていないので、譜読みしていることにはならないのです。

基本的トレーニングとして、音叉一本あれば12音どこでもすぐに作れるようにする相対トレーニング、はオススメです。

12音を音名と音叉の音(例えばA)からの音程幅両方を意識して。
また音叉の音から上向きにも下向きにも作れるようにします。
上向きは作れるけれど、下向きの音程は作りにくい人は多いようです。
最初は取りにくい幅がある人はどこか途中を通ってもいいですが、最終的には直に行けるようにします。
(これは相対トレーニングですが、頭の中で音を作る作業の繰り返しにより行き先の音のピッチ記憶訓練にもなり得ます。)

音そのものは自分で作れるけれど初見が弱い場合、視野の問題もあり得ます。
フォトリーディングのミカン集中法(後頭部斜め上にミカンを浮かべるイメージ)などで視野を拡げ、先読み、フレーズのかたまりよみが出来るようにしていくのも大事です。

楽譜を読むだけでなく、書く側に回ることも、読む力をアップさせます。
作編曲や採譜をお勧めしますが、億劫な人は既にある楽譜を部分的に写してみるだけでもいいでしょう。

初見には本当に色々なことが関係してきます。

初見力によって譜読みが大幅に短縮することで、音楽そのものを深めることにより時間が使えるようになります。
2015/12/23(水) 19:14 音楽トレーニング PERMALINK COM(0)
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