絶対音感は直接ピッチ、相対音感は間接ピッチなので本来は全く無関係な音認識です。
でも、歌う時のようにピッチを自力で作り出す場合は両者の摺り合わせが大事です。
横の流れ、ハーモニーの中の相対的位置を決めるのにもちろん相対を使うのですが、だんだん上下したり幅がずれたりしないよう、絶対的にも補正をかけます。
あるいはこうも言えます。
絶対的に出そうとする音と相対的に出そうとする音が全く同じになるようにする。
本当は意識の中ではもうちょっと違う、より並列的、調和的なプロセスがあるのですが、言葉で書くと上のようなやや闘争的な?表現になります(笑)
この歌い方で歌っている人はとても安定していて、そのように歌っていること自体も明白に分かります。
ピッチトレーニングをする場合は、最終的な摺り合わせも意識してみてください。
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